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- 2023.04.14 Friday
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すっかりご無沙汰しております・・・。
思うところがありまして、久々に更新します!
私は助産師として病院や地域で活動する中で、
沢山の妊婦さんや母子に出会ってきました。
インファントマッサージ教室では親子の絆を。
マッサージ教室にくる母親や、
妊婦の腰痛や肩こりなどの改善には骨盤ケア教室。
繰り返す体の不調に心と体の両方のケアが必要でTRE教室。
子どもが生まれてお金が心配な親に
食事や生活の改善につなげるためのFP3級取得。
病院では出産の喜びの陰で、
様々な困難を抱え不安を感じている妊婦や母子も多く、
メンタルヘルスが強化され、退院後にも地域でのサポートを依頼。
そんな毎日ですが・・・
赤ちゃんが遺棄される事件や
赤ちゃんへの虐待のニュースを見聞きするたびに、
果たして母子に必要な支援はきちんと届いているのだろうか?
何が足りていないのだろうか?
と疑問を持つようになっていました。
退院後にすぐに始まる「赤ちゃんがいる生活」の安定と、
妊婦や母子の安心&安全のために何ができるのだろうか?
医療からみた母子だけではなく、
視点を変えた支援方法を学び、母子のために役立てたい、
つなげたい、よりよい方法を作り出したい、と思うようになり
いま、社会福祉士の勉強をしています。
コロナ禍でどこにも行けない時間を利用して😢通信で学び、
4年次編入の二年目で、今年実習があります。
社会福祉士の学びを通して、
その母子だけに問題があったのではなく、とりまく環境や社会の変化により
発生している問題であると理解、
要援護者として妊産婦をきちんとサポートできているとは言えない状況なのでは?
と感じています。
生活支援の部分をもっと細かく手入れする必要があるのではないでしょうか。
老人の介護度認定制度のように、母子の状態レベルに合わせて、
サービスが受けられるシステムがあるといいのでは、と思います。
↓以下は考えたいテーマとして、メモした事柄。生活支援度を考えるもとに?↓
・妊娠と出産と育児には、ヒト、モノ、カネ、安心できる場所の確保が必須
実家でばっちり3食付き、サポート付きで休める環境、という産婦は少ない?
家に来て手伝ってくれる人や、母子ごとホームステイさせてくれる場所で、
母親の3回の食事などの心配がない環境を用意することが、
心身の回復と母子の愛着形成のために必要。
産後のサポートがない
→シングルであること以外にも、
核家族で夫は仕事で帰りが遅く育児できない、
実家に帰るが両親は働いていたりして忙しい、
高齢出産で高齢の親、介護もしながらの育児に
医療的配慮を必要とした児の親は、
自宅に帰って児と過ごすことに不安を感じる
→早産、低体重児、心疾患、黄疸、小奇形ほか
医療的介入のあったお産や心身への負担が大きかったお産で、
心身の疲弊があり、退院後の生活への負担が大きいと感じている
→帝王切開、吸引分娩、遷延分娩、弛緩出血、高齢出産などによって
お産時の心身の消耗が激しく回復に時間がかかる
母乳とミルクと体調
→短い入院期間で、母乳の分泌が追い付かなかった、産後の腰痛や恥骨痛が改善してない
助産師へ母乳とミルクの相談ができ、乳房や心身へのケアサポートも必要
一緒に笑い合える、誰かがいる、安心できるハウス『マザーツリーハウス』構想
マザーツリーは繋がりを大切にして、赤ちゃんから老人、
ハウスの関係者(妊産褥婦)、卒業生がいつでも立ち寄り
安心できるステイ場所やシェアハウスを提供
お正月に行くとこのない妊婦・母子も気軽に集まれるような『第二の実家』
ピアサポート的に同じような状況の仲間との共同生活が、
お互いの不安の表出に役立ったり、自分だけではないという安心感につながる
赤ちゃんにやさしい社会にしていきたいですね👶💗
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