インファントマッサージのインストラクターになったのは、
子どもが生まれる前だったので、
うちの子ども達には病院にいる時からマッサージを始めることが出来ました。
生まれたてほやほや〜な感じの赤ちゃん!
抱っこするのも触るのもこわごわ・・・という感じですが、
私はこの頃のやわらかくてフワフワした感じが特に大好きです。
上の子は体重が少なく、ホネホネ薄皮だったので、
マッサージしたら壊れてしまいそう・・・と思いましたが、
まったく壊れません!(笑
生まれたばかりの赤ちゃんは弱々しく感じるものですが、
マッサージすることで、赤ちゃんの力強さというか、
生まれてきて生きている、という実感が自分の中にもわいてきます。
この子は生きている、大丈夫!
小さく産んじゃってごめんね、でもちゃんと育ちそう!
と、何だか自分も元気付けられたものです。
さてさて、インファントマッサージの歌の威力について☆
マッサージ中に使う歌がいくつかあるのですが、
赤ちゃんの小さな手の指先をマッサージする時に使うのが、
『ころころたまご』。
♪ころころた〜ま〜ご〜は、おりこうさん
ころころしてた〜ら、ひよこになっちゃった〜
ぴよぴよひ〜よ〜こ〜は、おりこうさん
ぴよぴよしてた〜ら、コケコになっちゃった〜
という、子どもの成長と重なるような歌詞で気に入っています。
うちの子もこの歌が大好きで、マッサージの時にこの歌を歌い始めると、
じっと私のことを見つめ聞き入ってくれたものでした。
赤ちゃんの瞳って真っ黒でウルウル・・・信頼しきったその顔に
マッサージしているほうも自然と笑顔になり、とても幸せな時間でした。
1歳を過ぎてから、チャイルドシートに乗せると嫌がって泣くことが
あったのですが、この歌を歌うと自然と泣き止んでくれたりしました。
泣き止むだけでなく、寝てしまったり・・・
夜、寝かしつけのときにも、指をクリクリとマッサージしながら歌っていたせいも
あるかもしれませんが、
お腹の中にいる時から聞いてきた、大好きなママの声だから、
赤ちゃんは安心してリラックスできるのでしょうね!
さらに大きくなって、4歳になったある日の夜。
下の子をパイパイで寝かしつけた後、
「ママ、眠れないから歌って〜」というので、
最近歌っていた童謡やわらべうたから歌い始め、
ころころたまごを歌っている時に鼻息がスースー・・・
やっぱりこれで寝るんだ〜!?と感心してしまいました。
寝た後も何だか懐かしくなって、足のマッサージの時に歌っていた
『ぞうさん』の替え歌、(ぞうさんのところを子どもの名前にします)
♪そうさん ぞうさん お鼻が長いのね
そうよ 母さんも長いのよ〜
ぞうさん ぞうさん アンヨが長いのね
そうよ 母さんも長いのよ〜
ぞうさん ぞうさん 誰が好きなの
あのね 母さんが好きなのよ〜
と、歌いつづけたら、赤ちゃんの頃に足のマッサージをしていて、
嬉しそうに笑った子どもの笑顔を思いだし、涙が出てきました;
こんなに大きくなったんだ〜
わたしの赤ちゃんだったのにね〜
最近怒ってばっかりでごめんね〜
お母さんのこと好きなのにね〜
・・・という感じだったかな。
赤ちゃんは、気持ちのいいマッサージとその時のママの歌声が一緒に記憶されているので、
その歌を聞くと気持ちのよいマッサージを思い出し、リラックスできると言われています。
自分で歌っていて、
赤ちゃんだけでなく、歌いながら育てたお母さんの中にも、しっかりとその時の記憶が
残されているということを感じました。
それは一つの宝物です。
子どもは赤ちゃんに戻ることはないけれど、
自分の中には”わたしの赤ちゃん”が残っていてくれます。
その笑顔に勇気付けられ、子どもが離れていく時も頑張れるのかな。
ではでは、とっても短い赤ちゃん時代。
みなさんも赤ちゃんとの限られた時間を、
その笑顔のために、大切にお過ごしください!
お母さんも笑顔でいられることが一番よぉ〜
・・・と、こんな感じで、
うちの子とインファントマッサージ☆
というコラムを書いていこうと思います。
目指せ!月1!あ、無理はしません〜